1980年、国内では世界でも類を見ない素晴らしい法律が確立をされました。それは労働基準法というもので、労働者の立場を国が保障をするというものです。福利厚生はいまでは当たり前の保障といわれていますが、1980年以前は一切ありませんでした。年金から健康保険も労働者自身で掛けないといけず、食事すらも用意をされていなかったわけです。

しかし。労働基準法が生まれてからは、これはたすべて事業社が用意をすることを義務付けたわけです。特に食事の支援は多くの方から絶賛をされており、現在でも利用者が多いサービスです。社食サービスという名称で呼ばれていますが、簡単に概要を解説していきます。

われわれ人間が健康的に活動をするには、一日で約2600kcalのエネルギーを蓄えないといけません。食事からとることになりますが、現代人はその半分以下しかとれていないことが、厚労省の調査でわかりました。ハンバーガーやスナック菓子を好まれる方が多く、それを食事に置き換えるのが理由です。そこで社食サービスでは、以前の日本で食べられていた伝統的な和食を中心としており、しっかりと栄養も吸収をできるようにされています。

社食は管理栄養士が監修をしているのが基本で、漬物から焼き魚・煮物などを定食にされているのが特徴。なかでも持病を持つ方のケアにも特化としており、糖尿病・高血圧症向けの専用メニューを依頼できるようにもなっているのが、魅力です。